Apple TV 4Kを接続するとIPv6接続ができない
前回の記事では、光BBユニット(E-WMTA2.4)にApple TV 4Kを接続すると、その他の機器も含め全てIPv6接続ができなくなってしまう現象を確認していました。
ソフトバンク光テクニカルサポートセンターと1時間ほど接続の見直しや設定方法などのやりとりをしていましたが、解決には至らずでした。ただ原因はApple TV 4Kということだけは把握している状況です。
今回の問題以外にも、光BBユニット(E-WMTA2.4)とひかりTVの相性が悪いといったコメントも多々見受けられます。そこで原因は光BBユニット(E-WMTA2.4)にあるのではないか?と考え、旧型の光BBユニット(E-WMTA2.3)に戻していただけないか?とお願いをしてみました。
「交換して解決する可能性があるかもしれない」ということで了承いただくことができました。
光BBユニット(E-WMTA2.3)に接続
前回と同様、NTT機器 – 光BBユニット(E-WMTA2.3) – WX6000HP このように接続をしています。
確認手段も同様とし、「IPv6 test」というサイトで行います。ブラウザでアクセスするだけで、確認が可能です。
Apple TV 4Kを接続し、光BBユニット(E-WMTA2.3)の再起動を行い確認したところ、問題なくIPv6接続ができていることが確認できました。
結論としては、光BBユニット(E-WMTA2.4)の独自仕様、もしくは固有のバグにより、Apple TV 4Kを接続するとIPv6接続が不可となるということが分かりました。
光BBユニット(E-WMTA2.4)は推奨しません
光BBユニット(E-WMTA2.1、2.2、2.3)を使用している方は、ウェブ上より変更手続きがいつでも可能となっています。2020年より提供されている光BBユニット(E-WMTA2.4)ですが、Wi-Fi周りの機能のみ強化されています。ただし1度変更してしまうと原則元に戻すことができませんのでご注意ください。
あくまで個人的な見解ですが、今回取り上げた問題やひかりTVの相性の悪さから分かるように、どうも光BBユニット(E-WMTA2.4)は安定感がありません。「おうち割光セット」を契約しているかつWi-Fiマルチパックのオプションサービスを宅内で使用している方以外は、変更する理由が特にありません。
光BBユニットはそこまで高性能なルーターではありません。また毎月1,089円のオプションサービス料金も年間で換算すると13,000円ほどになりますので、高性能なWi-Fiルーターを購入することをオススメします。
改めて見ると、光BBユニット(E-WMTA2.4)は本当に大きいサイズです。もう少しコンパクトにすることもできたのではないの?って思います。
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