今も投げ売り継続中!?
このiPhone SE (第2世代)投げ売りキャンペーンの存在を知ったのが2021年8月中旬です。
過去の記事でも紹介しましたが、8月31日にヨドバシカメラマルチメディア梅田へ出向き、楽天モバイルからMNPで契約をしています。
反響もかなりあったようで、全カラー、容量において在庫は残り僅かとなっていました。
それから1ヶ月以上経過しているわけですが、今もなおヨドバシカメラ以外でも大手家電量販店や通信キャリアショップなどで同キャンペーンが実施されています。
改めてキャンペーン内容を紹介
販社によって若干キャンペーン内容が異なっておりますが、ここではヨドバシカメラ内のドコモで販売されているキャンペーン一例を紹介します。通信キャリアは違ったとしても基本的な仕組みに変わりありません。
iPhone SE (第2世代) 64GBの端末代金は、57,024円です。ここからキャンペーンによる大幅割引が入りますので、内訳を確認していきましょう。
端末購入割引▲22,000円
総務省が2019年6月、改正電気通信事業法に基づく新たな省令案を示しました。この省令案にはスマートフォンなど端末代の値引きは最大20,000円(税込22,000円)までという内容が含まれています。
2021年10月14日時点において、各通信キャリアサイトでは以下のキャンペーンが案内されています。
通信料金を原資とした端末代金の値引きは禁止されており、「通信契約に紐付く端末の値引きは最大20,000円(税込22,000円)まで」という規制をしっかりと守っていることを前提とした上で、さらに追加の割引キャンペーンを加えていくこととなります。
機種購入特典▲25,300円
機種を購入するという行為に対しての特典ですので、回線契約は関係ありません。
つまり「通信契約に紐付く端末の値引きは最大20,000円(税込22,000円)まで」という規制には抵触していません。
機種購入特典の適用条件は誰でも簡単に満たすことができるようになっています。
- ドコモの回線契約がなくても適用されます
- 対象者1人につき1回限りの適用となります
ただし裏事情も存在しており、回線契約を行わない単独購入をしようと通信キャリア従業員の方に問い合わせをしてみると、店舗によっては単独購入分の在庫は無い、もしくはお渡しまで●時間かかってしまうなど何かしらの理由を付けて契約を断られてしまうことがあるようです。
実際に単独購入の旨をお伝えしてみると表情はコロッと変わってしまい、あまり良い顔はされず、明らかに空気が変わります。。。(笑)
各通信キャリアにとって回線契約を伴わない販売をしたとしても全くメリットが無いわけです。在庫にも限りがありますので、回線契約をしてくれる顧客を優先したいというのが実情でしょうか。
店舗独自割引▲9,714円
家電量販店のオリジナルの割引という位置付けです。回線契約の有無は問わない割引ですので、割引額も店舗側が自由に設定することができます。
この割引原資も元を辿れば 通信キャリアから捻出されているものとなります。機種購入特典と店舗独自割引を調整さえすれば、iPhone SE (第2世代)に限らず、他の機種でも大幅割引が十分可能となります。
機種購入特典と店舗独自割引と名目は分かれていますが、見せ方の違いだけであって「期間限定割引」などとまとめて表記することも問題はありません。
割引のまとめ
iPhone SE (第2世代) 64GB 端末代金57,024円
- 端末購入割引▲22,000円
- 機種購入特典▲25,300円
- 店舗独自割引▲9,714円
合計割引額▲57,014円により、端末代金10円で購入することが可能です。
大幅割引の理由を考えてみる
- 2021年10月以降、SIMロック解除の原則義務化によるもの
- Appleから定められているノルマクリアのため、販売台数を確保したい
- 噂されているiPhone SE (第3世代)(※仮称)発売前の在庫処分
iPhone SE (第2世代)は、SIMロック解除の義務制限は受けていないものの、混乱を避けるために一掃したいのではないか?といった意見もあります。
久々に登場したiPhoneシリーズの大幅割引ですが、iPhone 12 miniもすでに同様のキャンペーンなどにより半額程度まで大幅割引された価格で登場しつつあります。AppleもiPhone 13シリーズ発売に伴い、iPhone 12 miniの価格を下げていますので、今後通信キャリアの値引き合戦が始まる可能性が高いように思います。
またiPhone 12 miniは、かなりの不良在庫を抱えているでしょうから12月頃を目処にボーナス商戦として一括●円で大放出してくる!?かもしれませんね。
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